足裏と言えば、内臓の反射区があるといわれていて
ツボ押しで健康に導くリラクゼーションとして知られています
胃の調子が悪いとココをほぐせば楽になる とか
便秘気味だったり肩やリンパの流れだとココ とか
総合的にもこういった疲れには
ココとココを整えればいい とかいろいろあります
では、なぜ足裏にある反射区を押せば楽になるのか
足の裏を触ってみると
なんだか凝り固まった部分に触れると思います
骨とは別に
筋肉の緊張した部分です
重心が偏ると、起こる筋肉のハリで
全身のバランスが崩れてしまうと、姿勢が変わってきます
この影響をものすごく受けるのが足の裏
腰の位置 肩の位置 頭の位置が不安定になると
重心が変わり、足裏の筋肉の緊張として現れます
例えば、前傾姿勢(猫背の姿勢)だと
足裏の指に近い部分に重心が集中します
腰が辛い方は後方重心で
踵が圧迫されやすくなります
さらに足形の崩れで重心が点のように集中して
タコなどの角質が溜まりやすい環境となります
角質が溜まると、皮膚の動きも制御されて
筋肉の動きも押さえつけられてしまいます
合わせて足の指の動きが小さくなると
冷えやすくなります
筋肉がしっかりと動いてこそ
足裏環境が整うのですが
角質溜まりや足指の動き不足で不安定となります
角質が溜まると、表面が乾燥しやすくなりカサカサとなります
少しくらいなら保湿クリームなどでケアしてあげるといいのですが
本来皮脂腺のない足裏です
クリームで滑りやすい環境となるので靴下などを履いて歩行には十分注意が必要です
できれば、ローションなどで保湿してあげましょう
指で押さえて
全体的にへこむような状況で、角質が溜まっている場合は
レデューサーなどで角質を整えてあげましょう
カチカチになっている場合は
専門サロンで整えてもらいましょう
ある程度とってもらえれば
後は自分で整えるだけで十分です
歩いた時の振動を吸収してもらうためには
皮膚と筋肉の柔軟性が重要です
角質を整えれば皮膚の柔軟性による衝撃吸収が可能です
踵のガチガチやタコなども
きれいに整えてあげると、皮膚の柔軟性が上がります
血行もよくなると肌のターンオーバーで
うるおいのある角質ができてきて、天然の保湿成分で
足裏が潤ってきます
皮膚が柔らかくなると、筋肉もほぐれやすいです
皮膚の柔らかさで余裕ができて、縮んだ筋肉が動かしやすくなり
自然とストレッチされていきます
だけどこれだけでは
重心による筋肉のバランスが偏りやすく
角質が溜まりやすい環境をまた作ってしまいます
筋肉のバランスが整えばクッション性がアップします
足裏の緊張をほどいてあげると
柔らかな足裏で、歩きやすくなります
しっかりと指先が使える歩き方ができ
筋肉も活発化して、冷えにくい足づくりができます
柔らかい足裏で歩くときの衝撃が減ると
肩まわりや腰まわりに振動が響きにくくなります
これで肩や腰の辛さが緩和されますが
姿勢が悪いと、また足裏の筋肉が硬くなってしまいます
「足裏の筋肉の硬さ」「角質が溜まった硬い足裏」のどちらか一方だけ整えても
足形の崩れ方が早いです
全身のゆがみもあれば、重心が偏りますので
さらに足形が崩れやすくなります
足裏環境を整えること カラダのゆがみを整えること
これらをすべて整えることが必要かと思います
足裏角質ケア + 整体
この組み合わせがお勧めです
普段の重心の作り方として
筋肉のバランスのとり方やトレーニングすべき筋肉なども
セラピストに聞いておくと
カラダの健康や美姿勢へさらに近づけるかと思います