子供も高齢者もカラダがカサつくのか
かゆくて仕方のない様子
春でも、乾燥しやすいときがあります
手の表面もカサついて、パリパリ状態
不安定な気候が肌にも影響しているのでしょうか
乾燥は、こういった気候だけじゃなく
手仕事でも乾燥を招きます
紙などを触ると、水分が奪われます
水仕事でも、水分が奪われます
気温と乾燥と蒸発と
皮膚は危機にさらされます
干からびた手に潤いを
つっぱるような、毛羽立っているような
皮膚の表面がつっぱっていると
手指の動きもつらくなる
すると、筋肉も緊張してしまうので
腕の動きがわるくなり、肩までこってきます
皮膚の柔軟性って、全身にも響きます
潤いケアって、とっても大切なんですよ
ハンドクリームなどでのケアもとても大切なのですが
塗った後のべたつきが気になって
食べ物や紙など触るのがちょっと警戒します
荒れないための予防クリームというのがあります
見えないベールで包まれて
手荒れを保護するクリームです
伸びの悪いクリームですが
しっかりとすり込むように塗ります
3~4時間保護されて
ターンオーバーのように自然と剥がれていきます
でも、荒れてしまってからはどうすればいいのか
ぱっくりと割れてしまっていれば
医療機関に相談しなければいけません
放っておくと、どんどんひどくなるかもしれません
私も水仕事で荒れやすい手なんです
傷になると、そこからどんどんひどくなります
傷つく前に、オイルケアをしています
オイルケアって油っこい?
確かに油っこいです
そのままあちこち触ると、油の跡がつきます
かといって、つけすぎるのをさけると薄付きで
すぐに乾いてくる
乾いてくるというよりも、吸収してしまうのですね
オイルの分子は、種類によって大きさが違います
鉱物油と呼ばれるものは、浸透しないで
ずっと皮膚の上に乗った状態です
潤いというよりも、保護することを目的とします
赤ちゃんのおしりなど、保護するためにはおすすめかもしれませんね
だけど、手などに潤いを求めるのなら
浸透性の高いものがいいのじゃないでしょうか
分子が小さいと浸透性が早いです
ホホバなどもそうですね
オイルトリートメントでも、すぐに浸透するので
施術後は、結構さらっとしています
オイルでの施術中にしっかりと滑らせ
摩擦をなくし、長時間のトリートメントにはアーモンドオイル
皮膚に乗ている時間が長い分、施術もスムーズです
保湿を主に考えるのなら、スクワランがおすすめです
人の皮脂に近いオイルです
サメの肝油と植物性のオリーブオイルがあります
私は、オリーブオイルのスクワランが好きです
サメの感触が、ガシャガシャした感じで苦手です
オリーブスクワランだと、あたりが柔らかく感じます
浸透性も高く、普段の手荒れ予防に使っています
オイルを塗って全体的に保護します
そのあと、余分な油はティッシュでおさえて拭き取ります
まだ油っぽい時は、石鹸で洗い落とします
必要な分は、浸透していきます
お顔はしっかりと保湿をするのに
手はどうですか?
手も、同じように皮膚でつながっています
夜のケアとして、クリームケアの後は手袋で保護
絹の手袋を裏返してはめて寝る
絹といってもガサガサしたタイプじゃなくて
つるんとした素材のものが摩擦を減らします
赤ちゃんの肌着のように、裏返して使います
縫い目は摩擦を生みますから
絹は、衣服内環境を整えてくれます
湿度管理と温度調整、生きている布地です
綿の白手袋だと、熱くなったら熱がこもってかゆくなることがあります
絹でも、ガサガサした素材は皮膚を傷つけます
キチンとした素材選びも大切です
夜ケアにひと工夫
肌を思うことは、全身ケアにつながります
ちょっと考え直してみませんか
柔らかく、柔軟性の高い皮膚と筋肉
全身ケアに取り入れてみてはいかがでしょうか
皮膚の状態により合う合わないがございます
専門機関にご相談の上、よく考えてからお試しくださいませ