毎日のお散歩を楽しく!足裏筋もストレッチ

ストレッチ教室を始めて5年がたちます

みなさますごく熱心で、私も気合が入ります

姿勢には、肩甲骨の柔軟性や骨盤の位置と

足裏の環境も大きく影響します

 

今の足裏の状態ってどんなんですか?

かさつきは? 角質が厚くなってますか?

タコってどこにできていますか? 爪の形は?

指の向きはどうなっていますか? 土踏まずの形は?

じっと見ると、足形の崩れでもいろいろあります

 

足裏の柔軟性が大切なわけ

着地した足の振動が、頭の先まで行く時ってないですか

足裏の状態で、クッション性が全く違ってきます

 

中敷きなどでカバーすることも可能ですが

せっかくなので、足裏の柔軟性を上げて軽やかな足取りを目指しませんか

 

土踏まずを柔らかくするだけでもクッション性が高まりますが

足底にある縦横のアーチ形成が不十分だと、しなやかさに欠けます

そのためにも、親指の筋力が大切です

 

長時間歩くときでも、親指の筋力が少ないと

蹴りだしの力も弱く、足が前に出しにくくなります

一歩が小さいと、その分たくさんの足の運びが必要となります

蹴りだすための親指の筋力が必要

親指の筋力が弱いときは、小指側に重心が行きがち

足の外側の筋肉が強くなり、膝も外へ向きがち

骨盤も後方へ下がり気味になります

そうなると、腰にも負担がかかってきます

 

足裏の柔軟性が少ないと、指の動きも弱くなり

指とふくらはぎの骨につながる筋肉が硬くなり、足首も動きにくくなります

かかとで着地するための足首の柔軟性

足裏が硬くなり、足首も硬くなり、膝も硬くなり

股関節や腰までつらくなることもあります

 

たくさん歩くための足裏づくり

着地の為、蹴りだしの為

足の親指の筋力を鍛えよう

ぎゅっと握りこむ

ボールペンなどを親指と人差し指で挟み

指全体を握りこむ

このとき、小指側が下へ落ち込むと

親指の筋力があまり鍛えられません

親指が小指よりも下方へ下がるように握りこみます

 

足指をしっかり握りこむことで、足裏の筋肉の血流も良くなり

足裏も柔らかくなってきます

 

親指の付け根が外側へ出てしまう外反の場合は

なかなか握りこみにくいですの、無理はしないでください

握りこむことで親指が人差し指にあたり、指を痛めることもあります

指力も弱い方で土踏まずが硬い方のための強い味方

マッサージローラーでほぐしてあげましょう

100円ショップで売ってます

内くるぶしの下あたりの踵(かかと)に近い部分から

外側側面へ横断するようにコロコロします

 

小指側に重心が寄りやすいと、土踏まずが硬くなりやすいので

小指下の硬い部分、小指の骨のラインに沿ってコロコロ

 

最後は、湧泉というツボ

土踏まずの上部、中指の下延長線上に位置する部分をコロコロ

 

ストレッチとしては、太ももの裏とふくらはぎをしっかりと伸ばしましょう

膝を伸ばした状態で床に座り、足の指先は天井方向を向くようにします

おへそが太ももに近づくように上体を前へ倒します

お顔が正面を向くようにすると、おへそが腿に近づきやすくなります

 

特に、ふくらはぎの外側の筋肉をしっかりと伸ばします

足の甲がスネに近づくくらいにしっかりと手前に引きます

この時、小指側がさらに手前に向くようにするのがポイントです

 

足裏を整えて、親指側に重心を置くように歩くと

膝もつま先もまっすぐ前に向きやすくなります

 

きちんとした姿勢で、お散歩の一歩を大切に

もっとたくさん歩ける体づくりを始めましょう

 

でも、無理はなさらないでくださいね