足形は、生活環境でほぼ決まる?

何気に歩いているその足ですが
重心の掛け方で、筋肉が変化します

足って体を支える点の一つ
たくさんの骨で形成されています

この足裏に注目してみると
十人十色、いろんな足形があります

そもそも、足裏の筋肉って
足裏だけじゃないんです

ふくらはぎにつながっているんです

指を動かしたり、足首を動かしたり
この筋肉が、足裏を通っています

もっとスケールが大きくなるのですが
足の筋肉の動きは
太ももから腰から背中から肩から頭まで関節を通して
関与しています

姿勢の基本は骨盤の位置が重要視されますが
足裏の硬さも影響します

足裏だけじゃなく
それぞれの関節の動きが
姿勢の偏りにつながります

特に足首の硬さは
足裏からふくらはぎにつながる筋肉に影響を与えます

重心の偏りによって生じる足裏の硬さは
全身に響くので、柔軟性が大切

ふわふわの床を歩くとカラダが楽に感じるのと同じで
足裏環境って大切

足裏の筋力バランスを整えることは
長時間の歩きにも影響します

疲れにくい足づくりのために
足裏環境を整えてあげましょう

その場でずっと立っていることが多い時

立ち仕事などで動かない時って
足首の動きが少ないので
ふくらはぎがしっかりと動いていない状態

ふくらはぎの筋肉の力で血流を心臓まで押し戻す手助けをしています

このサポート力が疲れやむくみなどの改善に役立ちます

足指のチカラもふくらはぎの筋力にもつながるので
立ちっぱなしの時は、足指運動と足首の柔軟性が同時に行える
つま先立ちの動きがおすすめです

踵をくっつけて、足先をV字に開いて立ちます
踵をくっつけたまま、つま先立ちをする上下運動

これでふくらはぎの筋肉をしっかり使うので
足首の柔軟性と足指のトレーニングにもなります

つま先立ちをしたときに
しっかりと指先で床をつかむようにします
踵は絶対に離れないように注意してください

踵がはなれてしまうと
外側にチカラが逃げてしまうので
ふくらはぎの外側と内側の筋力バランスが崩れ
疲れやすい脚づくりのお手伝いになってしまいます

なるべく真上に上がるようにします
斜め前に伸びちゃうときは、お腹をしっかりとへこませて
腹筋を使いながらつま先立ちをすると、真上にあがりやすいです

ずっとイスに座っていることが多い時

ずっと座っているときも
足の筋肉ってあんまり使いません

特に足裏がむくみやすくなる方が多く
時々、足指のグーパー運動や足首をクルクルまわすのもおすすめです

腿上げの筋肉もあまり使わないことが多く
腹筋も休みがち

こういう時は、座る姿勢を考えてあげましょう

脚の内側の筋肉を使いながら
お腹の筋肉を使うことです

浅めに椅子に座って
足は肩幅より狭めにし、つま先と膝はまっすく前に
親指にちょっと力を入れて踏ん張るようにします

骨盤を立てるためには
よっこいしょっと立つように重心を前にもってきます
太ももの真ん中くらいに重心が来ると、足裏がしっかりと床につきます

この位置で骨盤を固定したまま
上から見ると骨盤が円形になりますが
この真ん中くらいにみぞおちがくるように、上体を後方へ倒します
すると、おへそのちょっと下に重心が来ます

これで背筋がシュッと伸び
下半身に重心が行きます

お腹の奥の筋肉を使いつつ
内腿の筋肉もしっかりと使います

歩くときも、足指に意識を集中させて
地面を指先で蹴りだすように歩くと
足首もしっかりと動き、重心もぶれにくくなります

足元のチカラってすごく重要です
足指で握りこむ運動も下半身の強化につながります

ちょっと心がけてみてくださいね