寒いと、足裏を床に付けるのがつらい
だからなのか
土踏まず付近は、凝っています
厚めのスリッパを履いても
指先を丸てしまいがち
小指側の側面で立ってしまうので
親指の筋力も縮こまりがち
足裏の土踏まずも硬くなっていませんか?
姿勢に影響する土踏まずの硬さ
足形の崩れが
姿勢の崩れにつながります
立ち姿勢の基本である足
重心の取り方によってカラダが傾き
倒れないように体がねじれて、姿勢が崩れます
この重心の取り方は、筋力バランスの崩れからゆがみとなり
基本的な足裏の重心がとりづらくなります
逆に、足裏の重心のポイントさえきちんとしておけば
全身のバランスまで崩れにくくなります
ただ、ひとそれぞれ生活環境が違うので
筋力バランスも崩れやすく、維持しにくいのが現状です
普段からカラダの柔軟性アップ運動で
身軽に動けるのが理想です
肩のコリにも影響する足裏の硬さ
厳しい寒さで、肩もすくめるような姿勢が続き
首もすっこんで、まるでカメさんのような形
合わせて背中までもが丸くなる
これが肩甲骨を上方へ引き上げ
首から肩につながる筋肉がグッと縮みます
この状態で使い続けると
筋肉がトレーニング状態
片側だけだと、筋力差が生まれ
弱い方の筋肉もついていけず、さらに疲れを感じやすくなります
頑張って背すじをのばそうとしても
背中の丸くなった状態は、なかなか伸びてくれません
背中が丸くなると、骨盤が下方へ引っ張られ
腰のカーブが無くなり、前傾姿勢となります
腹筋も縮んで、さらに前傾をキープしていますので
骨盤を整えながら、背筋を伸ばすのが一番です
骨盤の後方への傾きによって
膝が外側へ引っ張られやすくなります
小指側へ重心が移動することで、足形も崩れていきます
足首の動きも悪くなりがち
内くるぶしの下あたりも硬くなります
親指側の筋肉も使われにくくなり
足形の崩れによって、土踏まずにコリが生まれます
この足裏のコリがとれれば
姿勢を整えやすくなり、肩もすっと楽になります
腰の疲れにも影響する土踏まずの硬さ
小指側に重心が移動すると、膝が外側を向き
骨盤が後傾します
骨盤を下へ引っ張り
腰の湾曲が無くなります
この真っすぐな腰は、振動をそのまま受け止め
ぴんと張った腰がつらくなります
歩くときの振動が、ドスンドスンと響きます
足形の崩れから、クッション性が失われた足裏が
振動を吸収できず、つらい部分にダイレクトに伝わります
肩がつらかったり首がつらかったり腰がつらかったり
カラダの生理的湾曲は、クッション性を高めるためのもの
足裏から伝わる振動も
日頃からストレッチでしっかりと柔軟性を高めましょう
足をまっすぐ伸ばして座ったときに
膝や足の指が真上を向くようにして
おへそが太ももにつくように、前屈します
太ももの後ろ側がしっかりとストレッチできれば
骨盤を正しい位置に持っていきやすいです
足首の動きもスムーズになれば
足裏のクッション性も高まり、土踏まずの柔軟性も上がります
寒い時だからこそなお
しっかりと背すじをのばしてカラダにゆとりを持たせてあげましょう