足裏の神様が守ってくださっています

いつも大地を踏みしめて

カラダを支えてくれている足裏

 

重心の偏りと靴との摩擦からタコができやすいのは

すでにご存じの方も多いのではないでしょうか

 

足裏の筋肉バランスが崩れることで姿勢も偏り

点のように圧が加わり、摩擦が起こりやすくなります

 

乾燥して、毛羽立って

さらに角質が溜まりやすい環境を作ってしまいがち

 

踏み込む部分をちょっと意識してみると

筋肉の使い方が変わってきます

 

外側へ重心が偏りやすい方は

歩くときに体が左右にゆれがち

 

内腿の筋肉が弱く、外側の筋肉が強くなりやすく

全体的に体の外側の筋肉が張っています

 

足裏の小指側に体重がかかりやすく、親指の筋力が少し弱くなります

 

こうして足裏にかかる重心から

姿勢が支配されているように感じます

 

足つぼなどで言われる内臓の反射区も

重心の偏りによる姿勢の崩れから

内臓の圧迫や筋肉の緊張が足裏に表れてくるのです

 

足裏の反射区も、統計的なもので

姿勢と合わせて考えてみると、おもしろいですよ

 

リフレクソロジーを学んでから、整体を学んでいくうちに

全身と内臓のバランスが、足裏に関係しているのに気づいた時は

とても興味深い世界だと思いました

 

足裏の世界はとっても広く奥深く

仏足石にまでさかのぼります

 

仏像様ができる前は、足の形に持仏が描かれて

拝んでいたそうです

 

足指腹に描かれているのは「火炎」や「万字」

関節には「水かき」などが描かれていることもあります

小指の下には「螺貝」、薬指の下には「花瓶」

中指の下には「通身」、人差し指の下には「双魚」

親指の下には「金剛杵」

土踏まずにある胃・十二指腸には「月」

反射区の腎に位置する部分には「法輪」

かかとには「梵王冠」が描かれています

 

持仏には意味があり、内臓の反射区に照らし合わせると

カラダとココロの関係に意味を感じます

 

土踏まずに描かれている法輪がスムーズに回れば

カラダ機能が快調です

 

法輪の軸になる部分には、反射区では腎にあたります

 

法を説く仏陀のシンボルであり、苦しみを救う病気平癒の源

体の疲れも心の疲れも、このあたりが硬くなりやすいのです

 

そこへお札のように配置されて

輪が回って巡りを良くしてくれているのかもしれませんね

 

指の腹にあたる万字や火炎は、力の元

しっかりと大地を踏みしめて歩けるようにのおまじないでしょうか

 

勝手に解釈していますが

なんとなく、見守ってくださっているのかなぁなんて(^_^;)

 

全体的にみると

腎は活力の源で、大車輪を回す原動力

小腸・骨盤腔はすべてを無限に受け入れ

これらを守るかのように武器(持仏)が配置されているのではないでしょうか

 

そんな風に考えていると

またまた奥の深さを感じてしまいますね

 

先日お参りに生駒聖天さまへ行ってきましたが

途中で、長年行ってみたかった薬師寺にたどり着いてしまいました

 

これも何かのご縁でしょうか

ちょっと不思議な気持ちになったので

足裏と神様のことを今回かいてみました^^

 

私の勝手な想像なだけですけどね