足裏に神様がいたら、毎日踏みつけてしまっているのではないか
なんてちょっと心配してしまいますよね
これは、安倍文珠院さんで撮影したものです
大和七福八宝めぐりでは弁財天さま
金閣浮御堂は厄除けの行場となっています
文珠菩薩様がいらっしゃるお堂の横にあるのが、この仏足跡です
仏像とかができる前のずっと昔なのですが
仏足(ぶっそく)といって足裏に神様の持物が描かれていて
仏像の代わりに拝んでいたそうです
大昔はすごく単調で、足の形だけだったのが
法輪が描かれて、足の指に卍やら水かきやら
神様の持物まで描かれるようになったそうです
描かれたモノが、足裏とどういった関係があるのかはわかりませんが
足裏にあると言われる内臓の反射区に当てはめると
ちょっと不思議な世界が見えてきます
仏足の模様にはいろいろあるようですが
基本的には、みな同じような配置のようです
よく見かける仏足跡としてあげられているのが
足の指腹に卍の模様と指の関節に水かきのようなもの
土踏まずには法輪、月が描かれているものもあります
指の付け根から土踏まずまでの部分には
花瓶・貝・通身・双魚・剣などの宝物
かかとには蓮弁・・・冠かと思っていたけど、仏様の台座の部分でしょうか
こうして並べると、なんだか意味深いです
足裏で分かりやすいところが土踏まず
内臓の反射区的には、腎・小腸など
法輪のように、体のめぐりと深いのかなぁと思いました
指の卍や水かきは・・なんだろう
脳や頭部に関係することだから、重要な部分でしょうか
集中力を高めるときなど、足指に力を入れたりしますものね
指の付け根から土踏まずにかけての宝物は
内臓の反射区で言うと、肋骨内に収められた部分
心・胃・肺・肝などです
足指が1本ずつ動かすための柔軟性があれば
胸がしっかりと開き、気分も呼吸も楽になります
かかとの蓮弁は、骨盤腔にあたります
骨盤の傾きが姿勢を左右します
まさに台座ですね
こうして考えると、足裏ってすごいですね
柔軟性は、活動にも影響します
カラダが怠い時にほぐしてあげると、楽になります
重心のかかり方で、姿勢も変わってきます
角質の溜まりであるタコやかさつきも
体調や姿勢によってできやすくなります
筋肉のハリを整えることで、足裏の柔軟性が上がります
あしうらが柔らかいと、足首も動きやすく
ふくらはぎもしっかりと活動してくれます
足裏環境を整えるためには、靴環境も大切です
窮屈な靴や大きすぎる靴も、指先にタコができやすくなります
角質のお手入れも大切ですが、できにくい足作りや足環境も整えて
歩きやすい足作りを目指しましょう
あしうらの神様の声に耳を傾けて
体調管理を心がけてみませんか
あしうらからわかるカラダのこと
気になることなどございましたら
いつでもお越しくださいませ^^