ノドを通る空気で乾燥して、咳が止まらない

秋から冬にかけての乾燥で
喉をいためた方も多いかと思います

乾燥を防ぐには、加湿器やマスクなどで保護するのがいいのですが
それでも咳が出始めるとなかなか止まらない

呼吸でのどを通る空気が
のどの水分を乾燥させながら通過する

できる限り鼻で呼吸をして
空気を温めながら湿らせて
ノドを通過させたいものです

腹式呼吸による鼻呼吸

空気に湿気を伴ってのどを通り体内に取り込む呼吸

口からの呼吸だと
乾燥した空気がそのままノドを通過

冷たく乾燥した空気は
ノドの湿気を吸い取りながら通過する

ノドを守るためにも大切ですが
ストレッチをするときにも使います

大きく深い呼吸は
全身の筋肉を使います

めいいっぱい息を吐きながら
お腹をぐぅっとひっこめます

鼻から息を吸いながら
お腹を膨らませていきます

仰向けに(上向き)に寝ながら行うとわかりやすいです
お腹に手を添えているとさらにわかりやすいです

仰向けに寝転んだ時に
かならず肩(肩甲骨)が浮かないようにします

腰が辛いと感じたなら
タオルなどを丸めて腰の下に敷きます

猫背気味の方は
前傾姿勢になってしまいがちで
しっかりと肺に空気が送りにくい状態になりやすいです

腹式呼吸がしづらく、苦しく感じることもあります
肩が内側に巻き込んで前かがみになるので
上体が前に倒れ、横隔膜がしっかりと動きにくくなります

頭の後ろで手を組んで
しっかりと肘を180度開いてください

胸を開くと、呼吸が楽になるかと思います

肩甲骨の動きを良くする

腹式呼吸をするときに前傾姿勢だとすごくやりづらい

肩甲骨が前へせまってきて
前傾姿勢になりがちです

この肩甲骨をしっかりと引き下げるには
胸を開いた状態で、肘を真下にエルボーするよに引き下げます

これがやりにくい時は、まだまだ肩甲骨の動きが悪いかもしれません

斜め上に腕をまっすぐ伸ばし
脇を閉めるように肘を斜め下後方へ引き下ろす

肘先が体の後方でくっつくくらいに
しっかりと脇を閉めます

この運動で、左右の肩甲骨の間の筋肉が緩みやすくなります

背骨と肩甲骨との間の筋肉が硬くなる理由として
咳き込む動作も関わってきます

コンコンと咳き込むと
頭が前後に振れます

首の付け根や肩甲骨まわりの筋肉も硬くなりやすく
咳き込むと、肩甲骨の縦のラインの真ん中あたりが硬くなりやすいです

後頭骨から首筋から背中につながる筋肉が硬くなると
頭までしんどく感じます

首の前の筋肉もつられて張りやすく
鎖骨の下まで硬くなることもあります

まずは背中をしっかりとほぐして
呼吸の時に動く肩甲骨まわりの筋肉にゆとりを持たせてあげましょう

きちんとした姿勢で腹式呼吸をすると
全身がリラックスしてきますよ

一度 試してみてください

痛みがある場合は他にも原因がある場合もあるので
無理のないようにお願いします

肩まわり 背中まわりが気になるときは
リラクゼーション整体をご利用くださいませ