薬がない時、生理痛をとりあえず和らげたい

来ないと不安 だけど、来るとつらい
そんな生理痛との闘いにいつも薬でなんとか和らげている

本当は、薬に頼らずに和らげたい方も多いかと思います
でも、飲まなければいけない事情の方もいらっしゃるかと思います

整体で生理痛をなんとかする方法もあるんです

何かご病気で痛みがある場合は
必ず病院での受診が必要です

今までに検査などで異常がなく
骨盤のゆがみなどで起こっているならば
ちょっと楽になる方法があるのです

お腹の下の方がつらいとき

仙骨と呼ばれる骨をご存知でしょうか

背骨をずぅーっと下の方へ進んで
腰の骨まできたところの平らな部分

おしりの丸みの中心にある尾骨の上の部分です
(尾てい骨って呼ばれているところの上の骨)

この仙骨地帯を軽くさすると
ちょっと筋肉の硬い部分があるのです

ゴリゴリした部分は骨になるので
そこは無視してください

もしも、そのゴリゴリした部分がわかれば
そのすぐ下ぐらいが、筋肉の硬い部分です

皮膚を動かすようにゆっくりと回すと
皮膚の下の筋肉も一緒に動きます

こうして、気持ちと一緒にほぐれていきます

なかなか難しいなぁと思ったら
仙骨一帯を温めるようにさすってあげてください

この仙骨を温めると
お腹の中や脚までほんわりと温まってきます

足先まで温めるには
足裏の肉球っぽいところ(足指の下あたり)と
土踏まずの境目あたりの筋肉を親指でぐりぐりほぐしてあげてください

指先の血流が整いやすく
じぃーんとあったまる感覚があります

個人差で若干位置が異なる場合もあるかと思いますので
少しずつずらしてみて、試してみてください

腰が全体的に重いとき

状態にもよるので何とも難しいのですが
「手に腰を当てて・・」という腰の部分から
背骨(中心)に向けてのカーブ

腰骨沿いの筋肉にハリが大きいと
生理痛のお腹全体が辛いと感じることが多いです

腰まわりのストレッチでほぐしてあげたり
さすって温めると少し落ち着くかと思います

腰まわりのストレッチは
背筋を伸ばしてしっかりと骨盤が立てられた状態で
左右に上体を倒します

つらいときは無理はできないので
さすったり、温めたりという方法がいいのかも知れません

背筋を伸ばして、腿上げをするときに使う筋肉を
普段からしっかりと使ってあげると予防にもなります

頭が重いようなズキンとつらいとき

骨盤から背骨を通ってずっと登っていくと
頭につながっています

骨盤のゆがみは
背骨のゆがみで

その先の頭の位置も
同じようにゆがみます

ゆがみは、カラダが片方倒れることで起こります

腰が傾向くと、傾いた方に倒れかけます
倒れないように、反対側に上体を起こします

まっすぐ歩くのに必要な体勢にしようという動きです

これで積み木が崩れないようにバランスをとるように
ヨコS字にゆがんだり、前後にねじれたりします
(縦のS字のゆがみは、生理的なゆがみです)

ヨコS字や前後のねじれは、筋肉の強弱によってできます

腰から登ってきたゆがみで辛いなら
腰まわりを整えるのが一番です

でも、そこまで大掛かりなのは難しいので
ひずみに関与している部分を狙います

頭を前に倒すようにおじぎをすると
首の根元の骨がポコっと出るかと思います

このまわりの筋肉が硬くなっていませんか?

肩の「コリ」の部分です

目元までズキンとくるなら
鎖骨の下に「ハリ」感はありませんか?

これらをさするようにあたためるようにほぐしていきます

こうしてみると
全身ってつながっているんですよね

「ハリ」や「コリ」はグリグリするよりも
優しくさするだけでいいんです

皮膚が伸びたときに
筋肉もグニュっと伸びてくれるんです^^

カラダの緊張をほぐすことは
筋肉の緊張もほぐすことにつながります

逆もしかり^^

筋肉を和らげると
ココロも和らいできます^^

ゆっくりと大きく深呼吸してみてください