脚にいい歩き方で骨盤もしっかり動かす

「あおり足」という言葉を聞いたことがありますか?

つま先で蹴りだして 踵で着地

この動きが、脚にとっても足にとってもいいんです
しかも、腰にもいいんです^^

脚にとってもいい

脚とは太ももやふくらはぎ部分の
レッグと呼ばれる部分です

かかとで着地するということは
脚がしっかりと伸びている状態

つま先で着地するときって
膝が曲がっている状態

ドスンドスンという歩き方になります

かかとで着地すると
つま先が上に向くので
つまずきにくくなります

つま先で着地すると
何もないところでつま先がひっかかり
こけそうになります

それだけじゃなく
ふくらはぎの運動にもなるんです

静の筋力づくりに欠かせない
しっかりと伸ばされた状態で、筋肉にチカラが入ります

ムキムキの筋肉じゃなく
細くしっかりした筋肉です

女性にとってあこがれの筋肉です

ふくらはぎの筋肉は
第二の心臓と呼ばれるように
下肢の筋肉のチカラで、血液を心臓に向けて押し戻します

血流がよくなると
リンパの流れもスムーズ

つま先で蹴りだすことで
脚が前に出やすくなるんです

しゅっとした脚のためにも
おすすめの歩き方です

足にとってもいい

足とは、足首より下の部分
フットと呼ばれています

読みは「脚」も「足」もおなじ「あし」ですが
指す部位が違います

英語でも区別されています

足にとって、かかとで着地することは
足首の動きにとって重要です

足首は足裏からの筋肉がふくらはぎに続く
大切な部分

ここがしっかりと動くと
ふくらはぎの動きにも関連し
筋肉の収縮にも影響します

ふくらはぎが動くので
血流を押し戻すポンプの役目にもなっています

指先で蹴りだす時も
大地をしっかりとつかみます

指がぐっと動くことで
足先の血流も良くなり、冷え予防にも活躍します

足裏の動きとしては
かかとで着地してつま先までの流れとして

足裏の小指側の側面を通り
小指の付け根から親指側に重心が移動します

動き全体としては
全趾(足の指5本とも全部)でけりだすのですが
大地をつかむ動きで、小指から親指に向かって重心が移動するのです

また、足裏には縦のアーチと横のアーチがあります

このアーチのおかげでクッション性が増し
全身への振動を和らげます

あおり足の動きで足裏の筋肉もしっかりとつかわれるので
アーチを形成する筋肉も育ち、関節も定位置に収まります

足裏の柔軟性を確保するためには
大切な動きと言えます

腰にとってもいい

足の動きって、腰も一緒に動いている

かかとで着地するときに
腰が引き下がります

つま先で着地するとき
腰が上に上がります

このときに腰が前後に動き
全体的な動きとしては、八の字に動くんです

縦の八の字です

腰につながる筋肉が均等に動くと
骨盤を安定させます

歩幅が左右違うと
骨盤のゆがみにつながります

あおり足は流されがちな歩き方ですが
ちょっと心掛けることで
腰まわりのトレーニングにもなり
脚のトレーニングにもなり
美脚やくびれた腰を目指す方におすすめです

骨盤が安定すると
お腹まわりの辛さを改善へと導きます

下肢のリンパの流れを整えてむくみを緩和したり
生理痛や便秘にもおすすめです

あまり気にしすぎてまっすぐ歩けないと危ないので
まずは広いところで感覚をつかんでから
普段の歩きを心掛けてみてはいかがでしょうか

気になることがありましら
リラクゼーション整体ご利用時にでもご相談くださいませ^^