床に直に座るより、あぐらイスで腰の負担を軽くする

何気に座ると、腰って後方へ倒れて

背中が丸くなりやすいです

 

畳の部屋で、そのまま床に腰を下ろすと

骨盤よりも脚が上に行くので、腰が後方へ傾きやすくなります

 

太ももの裏側が張ってきて、骨盤も下へ引き下げられ

腰に負担がかかりやすい姿勢となります

 

掘りごたつでもなければ、太ももが腰より下向きにすることは難しい

そう思っていました

 

私も知らなかったのですが、あぐらイスっていうのがあるそうです

あぐらイス

これはしっかりとしたウレタンに、畳でコーティングされているのですが

適度な硬さとクッション性もあって、すぐれものです^^

 

坐骨っていう、座ったときにイスにささるお尻の骨の

とんがった部分に対する圧を和らげるんです

 

しかも、トレーニングにもいい!

 

本来の使い方と違うかもしれませんが

坐骨があぐらイスの中央にくるように腰かけて、足を伸ばして座ります

 

つま先と膝小僧が真上を向くように、足の向きをそろえて

腹筋を使いながら、腰を起こします

 

坐骨があぐらイスに刺さるような感じです

 

内ももに力を入れると、腰を起こしやすいです

 

お尻の平らな部分が仙骨なのですが

この骨が後方へ傾いていないかチェックします

 

胸がしっかりと開き

背すじも伸びてきます

 

普通に使うだけでも、骨盤が後方へ傾きにくく

腰への負担が減ります

 

でも、重心を置くポイントが重要かも

 

足の甲が床についていて、前への傾きを支えます

上体の位置が後や前へ傾き過ぎないことが大切です

 

座る時の姿勢にも気づかいが必要ですが

腹筋を意識していれば

立ちあある時も、膝を立てやすく踏ん張りやすいので

楽に腰を上げれます

 

一度座ると、立つのが億劫と感じる方は

いちど試してみてはいかがでしょうか

 

あぐらイスには、いろんなタイプがあります

 

座椅子のような形をしていて、座面が分厚くなっているタイプや

時代劇に出てくる肘置きのような見た目のもの

そのままイスの足を切ったようなものまであります

 

背もたれがついていると、ついついもたれてしまい

せっかく起き上がった腰が、寝ころんでしまうのはもったいないです

だけど、腹筋が弱く支えきれない方にはいいかもしれません

 

私が持っているあぐらイスの高さは8センチくらいです

なんとなくブロックに座っている感じです^^

 

このままストレッチもやりやすいですね

 

ご紹介しておりますストレッチの動画で

イスに座ってできる臀筋ストレッチがおすすめです

 

ただし、座面の高さが違うので

ちょっと応用編ということで、ポジションをかえてください

 

この動画ではイスに座ったときに、下ろしている方の足の膝は直角ですが

あぐらイスの場合、下ろしている方の足を伸ばして行います

 

 

お尻の筋肉がしっかりとストレッチできると

坐骨が座面にあたる感覚が違ってきます

 

臀筋のハリに左右差を感じる方は

腰のネジレがあるかもしれません

 

片方の足に重心がかかりやすく、筋肉が強くなります

 

座ったときにチェックしてほしいのですが、力を入れずに足を伸ばすと

足先や膝が外を向いているとき、骨盤が後方へ傾いている可能性があります

 

腰に負担がかかりやすく

重かったり、痛みなどの違和感があるかもしれません

痛みのある時は無理をしない方がいいのですが

違和感などは、こちらのストレッチがおすすめです

 

あぐらイスを使わずに、床に座って行ってください

 

 

太ももの後ろや、ふくらはぎはもちろんのこと

太ももの前や、お腹の奥の筋肉も伸ばすことで整いやすくなります

 

無理のない範囲で試してみてください