足裏をもっと柔らかく

地面につくときの足裏の衝撃ってどんなもんでしょうか

全体重がのっかる上に、スピードによっても変わってきます

 

とんっと着くかかとに

かかとで着地して

蹴りだしの踏ん張り

つま先で蹴りだす

左右交互に行われている足の運びですが

重心のかけ方によって、足裏の環境が変わってきます

 

重心のズレから足裏が硬くなる

骨盤が後方へ傾くとき、腰が引っ張られて負担に感じます

太ももの裏の筋肉も張ってきて、腰を下方へ引き下げたままキープします

 

片方の足に重心があるときも、もう片方の腰が後方へ傾き

腰が下がるので地面につく足に差ができます

この違いを修正するために、膝が外側へ開きます

こうして、関節で振動を分散する仕組みとなっています

 

外側へ開く膝によって、小指側へと重心が偏ります

小指側に重心がかかると、足裏の外側に張りができ

靴との摩擦が大きくなると、タコもできやすくなります

 

小指の下にタコができやすいのはこの為です

 

小指側、つまり足裏の外側に重心が寄ると

親指側の筋力が弱くなります

こうして足裏の筋力バランスが崩れていきます

 

小指側への重心の偏りが大きくなると、足形も崩れます

親指も曲がってきたり、靴との摩擦で親指の横にタコもできやすくなります

 

土踏まずが張ってきて、内くるぶしの下あたりも硬くなります

 

足裏が硬くなると、足首の動きも小さくなります

足首がしっかりと動かないと、ふくらはぎの筋力も弱くなります

第二の心臓と呼ばれるふくらはぎが弱くなると、下肢の血流も押し戻しづらくなり

むくみなど、足が重たく感じます

足が上がりづらくなると、階段の上り下りがつらいです

 

土踏まずの柔軟性を取り戻す

足裏の硬さをなんとかしたい

どうやってほぐせばいいのか

いろんなマッサージグッズがありますが

シンプルにツボ押し棒なんかでもいいですね

痛いのが苦手なら、コロコロのついたものがおすすめです

100円ショップで売ってるようなやつ

小指の下の方のポコッと出た部分をほぐします

この辺り

ふくらみに沿って、ほぐします

そのままかかとの方へほぐしながら移動し

かかとのカーブ(土踏まずとかかとの境目あたり)に沿って

くるぶしの内側へとほぐしていきます

土踏まずのかかと寄り

くるぶしの下あたりがしっかりとほぐせると

足首の動きも良くなってきます

 

土踏まずの硬さが予想以上だと

時間をかけてほぐしていきます

 

かかとに近い部分の関節をゆるめるようなほぐし方もおすすめです

この辺にも関節があります

写真のように、土踏まずの踵寄りのラインを中心に

関節を回すようにほぐしていきます

足首だときれいにクルクル回るけど

この部分はなかなかきれいに回りません

ウニウニするくらいで大丈夫です^^

軽く動く感じでしょうか(^_^;)

何かいい表現が無くてすみません

 

筋力強化で足取りを軽くする

ほぐすくらいなら、単にその時楽になるだけ

足裏環境を整えるためには

普段の生活環境も変えなければなりません

 

親指を握りしめる筋肉を強くしていかなければなりません

握りこむ訓練

親指を握りこむ筋肉が弱いと

小指側に引っ張られやすくなります

 

ブログの初めごろにも説明しましたが

骨盤の後方への傾きのために外側へ重心が偏ると

小指側へ引っ張られやすくなります

 

膝が外へ向かないように、腰まわりの筋肉も緩めつつ

膝が正面を向くように気を付けて歩きます

 

つま先も正面を向くようにしたいのですが

内ももの筋肉が弱いと、なかなか難しいものです

 

親指の筋力が強くなると、内ももにも力が入りやすくなり

膝も正面を向きやすくなります

骨盤も後方へ傾きにくくなります

 

だけど、無理はしないでくださいね

筋バランスが大きく崩れていると

どこか一部を直すことで、膝や足首、股関節まで負担がかかってきます

 

気軽に、こんなもんかなぁ~って程度で

軽く体を動かしてください

重心コントロールも、気楽にです^^

ずっとだと、しんどいですし

一気に筋肉を鍛えようなんてしたら、筋肉痛に悩まされます

 

今まで時間をかけたつくられた足裏の崩れを

時間をかけて整えていくくらいに考えてくださいね

ゆったりのんびり、先を急がず です