立ちっぱなしで起こる腰のつらさ

立春らしい?
時折ちらつく雪も、晴れ間も
日の長さが、春の訪れと実感させられております

ちょっとだけウキウキしますね^^

だけど足元から冷える感じは
まだまだ冬っぽいです

寒いです・・・

じっと動かないでいると
腰まで冷えてきます

筋肉の緊張が
腰のつらさを呼び覚まします

腰のつらさと骨盤の位置

骨盤が下へと引き下げられて
腰まわりの筋肉が冷えと共に一気に緊張してつらく感じます

体重がかかったり
少し動いただけでもピリリとしてつらい

このまま動きたくないと思っても
筋肉がかたまって、より一層つらくなるばかり

骨盤が後方へ引き下げられるということは
座骨という座ったときにイスにグサッと刺さる部分が下へ下がります

そのため、太ももの裏の筋肉がギュッと縮みます

片足に重心がある時は
片方のもも裏の筋肉が縮みます

この張りつめたもも裏筋をゆっくりと伸ばしていきましょう

腰のつらさを軽くするストレッチ

腰がつらいのは
骨格のゆがみからくる「引っ張られ」によるものが多いです

ケガによるバランスの崩れは
骨格を整えると余計につらくなる場合もあります

全体的にゆるやかにバランスをとるように
ゆっくりと筋肉を緩めるのがいいかと思います

内臓の疲れからくるものは
筋肉を緩めることでつらさは軽くなりますが
原因となるものを治さなければ、再びつらくなります

腰に原因がある場合でも
その場所をもみほぐすと悪化することもあります

この「引っ張られ」部分はおいといて
「引っ張られ」を起こしている原因部分を緩めます

前傾した姿勢のため、腰を下に引っ張っていることでつらい時は
太ももの裏を緩めます

足を前に投げ出して座り、前屈します
この時、お腹が太もも上部につくようにします

折りたたみ携帯のように上体を倒します
お顔を上げて体を倒すといいです

これで太ももの裏の筋肉がストレッチできます

足先を真上に向け、足裏は向こう側の壁と平行になるように
足裏をまっすぐにして行います

小指側の側面を手前に引くと
ふくらはぎの外側の筋肉をストレッチできます

膝が外向きになっているときは
この筋肉をしっかりと伸ばしましょう

手が届かない時は
フェイスタオルを使って足の甲を手前に引くようにします

ずっと立っていて腰を下に引っ張る状態が続くときは
お尻の筋肉を緩めてから、太ももの裏の筋肉を緩めます

仰向けに寝転がって、膝を手前に引き寄せます
そのまま反対側の胸に向かって膝をスライドさせます

スネはカラダと平行に移動させ
足先が左右にぶれないようにします

お尻の平らな部分(仙骨)は、床についた状態で行います
腰が左右に移動しないように気を付けます

猫背気味の場合は、肩甲骨まわりの筋肉も整えます

ストレッチポールは横向きに置き
肩甲骨の下の部分があたるように寝転がります

両手を広げて背中を反らせます

あばら骨から骨盤へつながる腹筋が
しっかりと伸びるようにストレッチします

ストレッチポール
ストレッチポール

あとは、太ももの前の筋肉をのばすようなストレッチで
骨盤の中にある腰を支えている筋肉を伸ばしておきましょう

正座した状態で
背中を床に付けるようにゆっくりと上体を後方へ倒します

膝の重みだけでお腹の奥の筋肉をのばしていきます

痛みがある場合は無理をしないでくださいね

ゆっくり、ゆったりと行うのが
筋肉にとっても負担なくリラックスできると思いますよ

ココロもカラダもゆったりと^^