夏の終わりの足の疲れ

暑さのピークは過ぎたのか
時々吹く風がすこし冷たく感じます

ジリジリした暑さよりも
ムシムシした暑さはまだ続いていますけど(;^ω^)

カラダのダルさよりも
足のダルだを感じる季節が近づき
そろそろ秋支度をしなければいけませんね

シャインマスカット

暑い時に足湯なんて・・・と思ってしまいますが
足裏の筋肉を緩めておきたいです

カラダのだるさから
ドシンドシンと歩いてしまう季節

その振動が足裏から全身に伝わり
ダルさからしんどさへと変わります

この時の足の動きをよく見ると
関節に錆が出て動いていないように見えます

筋肉の動きが悪い状態です

特に足首の動きが悪いと
ふくらはぎがきちんと動かず
下肢の血流を押し戻す力が発揮できません

だるいなぁと感じる姿勢は、猫背気味

骨盤が後方へ引き下げられると
太ももの筋肉もバランスを崩し
カラダが左右に振られやすくなります

外側へ流れる重心は
上体を左右に振りながら歩くこととなり
余計にしんどくなります

足裏の小指側に重心が偏り
拇趾のチカラが弱くなりやすいのです

こうなると土踏まずが弱り
ペタンとした足裏から、ペタペタ歩きとなります

このように足裏を引きずるような歩き方は
足がうまく使われていない状態

足首も硬くなり
ふくらはぎもうまく使われずに
むくみやすくなっていくのです

こうした流れから
怠い足が作られていくのです

ラップの芯で土踏まずをほぐす

改善するためには、まず姿勢から

骨盤の位置で、足の向きが変わってきて
歩くときに足の運び方が変わってきます

骨盤を正しい位置で保つために必要な筋肉として
内腿の筋肉、腹筋、お腹の奥のにある腿上げの筋肉があります

おしりの筋肉のバランスも重要で
左右の筋力が偏ると、太ももがねじれて骨盤のゆがみとなり
腰のつらさの原因にもなります

太ももの裏の筋肉や側面の筋肉の柔軟性も
姿勢のゆがみに関わってきます

これらの筋肉を、普段からしっかりとストレッチしたり
左右差のあるところは筋力を補うようにします

カラダを支える筋肉として
体幹も鍛えておかなければなりません

特に左右の腰を引き上げる筋肉トレーニングとして
「お尻で足踏み」がおすすめです

イスに座ってできるストレッチとしてご紹介しております
基本の座り姿勢を必ず守っていただき
左右の骨盤の角が天井方向を向いているのを確認して
腰を交互に持ち上げます

足裏は床に着いた状態で、踵が上がらないように気をつけます

肩も動かさず、鼻、口、おへそが一直線上であること

腰を上げる方の足の親指側を踏み込むように
同側の腰を脇の中に入れ込むくらいの気持ちで上げていきます
(脇まで腰は持ち上がらなくて大丈夫です)

骨盤が正しく起こせていないと
腰が前後に回旋してしまい、なかなか上がりません

骨盤を立てるために必要な主な筋肉は
内腿、腹筋、腿上げの筋肉です

これらを意識しながらのお尻で足踏みは
体幹を意識したトレーニングというわけです

踵で着地
つま先で蹴りだす

骨盤が正しい位置に来れば
あとは足の運び方です

きちんと起こせた腰は、足の向きもそろいやすいのです

膝とつま先が正面を向き
踵で着地して、つま先で蹴りだすという「あおりあし」という動きです

おへそが正面を向いているかチェックして
床材によりますが、目地などで直線を取ります

一歩出す足は、つま先(拇趾)で蹴りだします
踏み出した足は、踵で着地します

この動きは、きちんと足首が動いている状態で
足首が動くと、ふくらはぎの筋肉も動いてくれます

歩き方のトレーニングとして
まずは踵で着地することだけを練習して
次につま先で蹴ることだけを練習します

この二つができると、足首も動きやすくなり
最後はつま先で蹴って、踵で着地を練習します

終わった後は、足裏やふくらはぎ
太ももに腰まわり、全身のストレッチをしてクールダウンします

拇趾側への重心は、内腿の筋肉を使います
内腿のストレッチもしっかりとやっておきましょう

歩くときの注意として、親指の一個目の関節にチカラが入らなければ
小指側へ重心が流れてしまいます

足裏の拇趾の筋肉が強化されれば
土踏まずがつくられていきます

小指側に重心が流れていると
ふくらはぎの外側の筋肉が強化され
下肢が外側へ張り出したようなボディラインになってしまいます

拇趾に重心を置くことが最も大事なように説明しておりますが
この時の膝の向きも重要なのです

膝が内側に入り込みやすく
内股のような足の形になりやすいからです

これは、内腿の筋力が弱くなっているためもあり
骨盤が後方に傾いていることも影響してきます

腹筋力と腿上げの筋肉を使いながら
膝は正面を向くようにすると、おのずと内腿の筋肉が使われます

こうして一つ一つを見つめながら、足の動きを考えると
歩けなくなってしまいます

でも、普通に足が運ばれて
当たり前のように歩いています

少しだけ筋肉の使い方を考えるだけで
普段の生活の中に筋トレが入りこめるのです

骨盤ガードルでも、正しく装着して
筋肉の使い方を変えれば、弱い筋肉を強化することができて
骨盤矯正になるかもしれませんね^^

意識して筋肉を使っている方は
骨盤ガードルだけで、腰まわりの余分なニクも消えて来たり
後ろ姿美人になっているのかも