ほほの位置が下がると老けて見える

ほほ骨の上に乗っかっている筋肉が下がると
目のまわりにしわが寄りやすく、ほうれい線もくっきりと浮かび上がってきます

常に笑顔でいる方は、ほほが上がります
なので、がんばって持ちこたえています

疲れやすい方は、口角が下がり
首の筋肉も下へ下へと顔の筋肉を引き下げようとします

口角を上げる運動で、下から持ち上げるのも有効的ですが
鎖骨からしっかりとマッサージケア

猫背姿勢だと、体の中心へと重心が寄り
ずんずん下へと筋肉を引っ張りがち

前かがみの姿勢は、顎を下へ引っ張ります

うつむき加減になると、前が見えないので
顎が前に突き出すような姿勢になります

頭が後ろに傾き
首の付け根に重みがかかります

すると、口角が下へ向きがち

肩まわりから首筋のデコルテライン
お顔に向けてのリンパの流れを整えてあげるだけでも
お顔はスッキリしてきます

だけど、ほうれい線や目の下のくぼみや目じりのしわは
なかなか取れません

ポイントは頬の柔軟性です

口から顎のまわりと目のまわりとの境目にあたるほほ肉

小花のまわりにある筋肉は、目元口元それぞれの動きの境目で
ものすごく負荷がかかっています

そのために、筋肉が硬くなりがち

目や口の動きに負けないように
しっかりとしてきてしまいます

目の疲れやアゴのゆがみを整えても
お顔全体的にはなかなかほぐれにくいもの

日頃の化粧水でのケアついでに
ほほ骨まわりの筋肉をほぐしてあげましょう

特に今の時期は花粉などで鼻まわりから
顔中心から頭頂部までもがかたまりがちです

髪の生え際から頭のてっぺんにかけて
皮膚を動かすようにほぐしてあげましょう

ほほ肉マッサージ

昔よくやったほほでタコ焼きって覚えていますか?

人差し指と親指で
輪っかを作るようにしながらほほ骨部分の肉をにぎります

手でOKするような形で
輪っかの中にほほの肉がぷにゅっと浮き出ます

これが握りこみで赤くなり
タコ焼きのように見えます

このほほ骨に乗っている肉を
つまんでかるく引っ張ると
通常なら伸びます

しかし、筋肉が硬いと
引っ張るどころか、握ることさえ困難になります

この硬さが目と口との境目で
負荷がかかって、硬くなりやすいのです

このほほ肉をしっかりとほぐすために
かるくほほ骨に手を当てながら
ほっぺ全体を回すようにします

できれば顔の中心に向かってまわします
鼻に向かってまわします

頬から顎や目尻が柔らかくなったら
最後に外側に向かって5回ほどほっぺ全体を回します

お顔の筋肉がほぐれてくると
なんだかホッとしてきます

最近口角が下がるほど
辛いなぁっと思うことがあったとしたら
このほほ肉ほぐしは、口角も上向きにしてくれます

ココロはカラダにも表れますので
ココロを穏やかにするために
カラダをにっこり口角にしてあげると
ちょっとだけ気分も上向きになるんじゃないでしょうか

さあ 笑顔で頑張らなきゃ!って思った時にでも
一度試してみてくださいね

お化粧されてると
ちょっと剥がれるかもしれないので気を付けてくださいね