仏足石というものをご存知でしょうか
お釈迦さまの足底が石に刻まれたもので
昔は仏像の代わりに拝んでいたそうです
足裏にお釈迦様の持ち物を配置して
尊いものとされています
仏像の持物(じぶつ)と呼ばれるもので
いろんな教えがこめられています
持物の配置と足裏にあるという内臓の反射区
これらを照らし合わせてみると
とても不思議な世界が広がります
土踏まずにあたる部分には、宝輪が描かれています
ココは腎にあたり
カラダをめぐるものの意
免疫力の源ともいえるのでしょうか
消化器系の最終地点でもあり
分解されたものを吸収し
カスは排泄されます
カラダをめぐる栄養分は
ここから始まるのかもしれませんね^^
指先に指紋のようにならぶ万字は聖なるもの
卍ですが、地図記号では寺院を表します
吉祥(めでたい)などの意味もあり
いいことの起こる兆しとも
ここに力を入れて踏ん張れば
足裏ふくらはぎにつながる筋力が活性化されて
むくみにくい軽快な足取りが期待されます
歩くときに必要な足趾(足の指)の筋力がついてきて
まっすぐに足が前に出て、しっかり踏み込める
あおりあしがきちんとできるんです
この足運びができると
足首もしっかりと動きます
骨盤から膝までがしっかりと前に出るので
腰の縦8の字がきれいにできるんです
腰で歩くことになるので
脚への負担が減り、軽快に歩けるんです
足趾の下には宝物などが配置されています
親指の下には、金剛杵(こんごうしょ)
古代インドの武器です
煩悩を粉砕するらしいのですが
邪気を振り払うものでしょうか
ここに重心をもってくると
太ももの内側の筋肉をきたえられるので
O脚の方にはおすすめのながら筋トレです
人差し指の下には、双魚が配置されています
学徳を備え富貴となり、人の上に立つとあるのですが
ここにタコができやすい方は、人差し指が浮くので
外反している拇指にみられます
足形の崩れが影響してくるので
歩き方がガクガクしているかもしれません
足裏のアーチの崩れによる不安定な足形です
足がガクガクすると全身が不安定になり
精神的も不安定になると言われています
中指の下あたりには、神通という分け目があります
神通力で海を真っ二つに割るというのを聞いたことはないですか
ぱっくりと分ける意があるようですが、どうなんだろう
確かに、ここを中心とした足裏のアーチ形成
これも足裏の筋力と関係しています
筋力がないと、人の話を聞くこともままならない
足指をぎゅっと握りしめるチカラが
ここを通る筋肉で、その先はふくらはぎに通じる
疲れやすい、むくみやすいなどは
この筋力低下にも関わっています
薬指の下には、花瓶(けびょう)があります
願いのものを取り出す四次元ポケットのようなもの
けがれをはらう冷水のようなものだそうです
薬指の下が硬くなると
むくみが流れない状況にあることがあります
ここをしっかりとほぐしてあげると、足裏の腎の部分がほぐれやすいです
水分の浄化がすすみやすく
リンパの流れがスムーズになるような感覚
なんだか足がオモダル時におすすめです
小指下には、螺文があります
法螺貝(ほらがい)です
よく、占いとかでも使われています
巻貝ともいいますが
これが「吹けば一切の魔性を帰伏する」といいます
魔性の水 = リンパ
わかるような気がします
いい流れでいれば、カラダは活性化されて
悪く流れれば、漆黒へと引きずり込まれる
扱い方を間違えれば
なんだか怖い世界ですね
小指丘とも言いましょうか
小指の下の膨らんだ部分は
足裏の反射区では、腋窩リンパです
肩や首など、胸に通じる上半身のリンパの流れを牛耳っています
足裏の反射区的には
ここをほぐせば、首から肩の疲れに有効的です
滞らないように
しっかり流したいものですね^^
最後は、かかとにある梵王頂(ぼんのうちょう)
いわゆる梵天のかぶり物
小さな法輪に象牙がのっかっていますが
いろいろな表現があります
宝物が配置されていたり
自然が描かれてたり
かかとには何かの願いを表しているのでしょうか
足裏の反射区的には、骨盤腔
骨盤の中には免疫に関与する小腸や
生殖器など、子孫繁栄を意味するものもある
これからという希望が詰まっている部分でしょうか
足裏って不思議な世界が広がっていますね
未知の世界ともいえるような気がします
実際、姿勢をつかさどるのは足裏です
足形の崩れが、姿勢にも影響しているからです
こんな密な関係性から
ものすごい興味をもちました
足裏姿勢整体を始めたもの
これがきっかけです
歩き方から姿勢も改善されていきますし
ストレッチも合わせれば、無敵です^^
姿勢による体調の悩みにも
ぜひ、ご相談くださいませ