足裏の角質がかさかさするその理由と対策

かかとのカサカサはどうして起こるのか

いろんな理由があるのですが
まず考えられるのは、乾燥によるものです

免疫力の低下によって、細胞の未発達による角質の水分が少ないことや
角質が増えすぎて、表層の水分がコントロールできない状態
他にも、靴の圧迫やお薬の影響 などなど

生活環境によって理由も違ってきます

姿勢などで重心がかたより、タコができることもあります

腰に疲れがたまっている場合、かかと側に重心がうつり
カサカサの原因にもなっています

余分な角質は、本来 垢となって剥がれていき
本来の足裏の状態は、常に潤いが保たれたふわふわなものです

歩いたり走ったりするときの衝撃を吸収します

偏った重心によって圧迫され
皮膚を守るために角質が増えていきます

こうして増えた角質の外側は、潤いを失い
摩擦によって毛羽立ってくるのです

細胞ができる段階での未熟なものは
角質となった時にも影響があり、もろいものもあります
このような場合も毛羽立ったりもします

とどまる角質は次第に分厚くなり
歩いた時の衝撃などの負荷がかかり、ひび割れやすくなります

ビスケットなど水分を含ませると柔らかくなりますが
乾燥しているとパリッと割れます
これと同様、角質がたまると表層の水分が減り、割れやすくなるのです

特に角質がたまりすぎると このようなことが起こりやすくなります

こういった余分な角質を除去すれば
歩いた時の衝撃が減り、腰などへの負担も軽減されやすくなります

また、重心が変わる方もいらっしゃいます

このような変化のおかげで、今まで使っていなかった筋肉が活発化し
筋バランスが整う場合もございます

あまり使われていなかった筋肉が活発化すると
筋肉痛や血流が良くなりかゆみなどが現れる場合もあります

重心が変わると、上体のバランスも変わるので
今まで気付かなかった部分の凝りなどが表面化する場合もあります

それだけに足裏の状態って、とても大切なものなのです

合わせて靴環境の見直しも考えてくださいね

ちなみに ビフォーアフターをご紹介

P1020480

↑こちらは、重心が後方(かかと)によっているために
かかと部分が硬化し、表面が乾燥してかさついています

P1020489

↑こちらは、レデューサーでかかとをケアした状態です

角質が硬くなった状態を放置していたので、毛羽立ちが残ります
肌のターンオーバーと共に、しばらくは角質ケアをこまめにしてあげるといいですね

角質が整うまでは、保湿も忘れずに
お顔のローションケアのついでにかかとも塗ってあげてください

よほどひどい場合は、ハンドクリームなどでのケアも必要かもしれません