立ってる時や歩いている時の足にかかる重心を考えたことがありますか?
前傾姿勢だと足裏の前側に
骨盤が後傾しているとかかと側に
重心が集中します
さらに骨盤のねじれによって
足裏にかかる重心が片方に寄ってしまいます
ねじれがなければ、小指側に重心が移動します
他にも、肩の高さや頭の傾きなどで
骨格もゆがみ、以上のような法則から外れることもあります
それでも均等でない重心は
足裏に負荷がかかります
この圧迫によって、角質が硬化します
こすれたり、圧がかかったりすると
守るために皮膚が分厚くなります
本来、垢となって剥がれていくはずの角質がとどまって
蓄積されて肥厚していきます
これがいわゆる タコ と呼ばれるものです
タコを無くすには、圧迫からの離脱です
タコを削っても、靴の中で圧迫されると
またすぐにできてしまいます
これは足を守るため、仕方のないことなのです
大きすぎる靴は、体重が乗ると前すべりを起こし
靴先に足趾(あしゆび)が圧迫されてしまいます
そのため趾先や趾の付け根に硬化がみられます
安全靴などは特に圧迫がひどく
角質肥厚ができやすいです
ここまで硬くなった角質だと
硬くなった角質がやわらかな足をちみったようなかたちになり
皮下が赤くなっています
マシンで分厚くなった角質を除去し
レデューサーによる手作業で整えます
マシンだけだと削りが荒いので
そのデコボコから靴との接触による圧迫で
またタコができやすくなるのです
痛みがなければ、弱い皮膚を守るために必要なものかもしれませんが
我慢しすぎると、肥厚部分の皮下でチマメのようなものができたりします
肥厚による圧迫で違和感を感じている場合も
歩いた時の姿勢が崩れやすく、骨格のゆがみの原因にもなります
分厚くなった角質は専門サロンでのケアが必要ですが
自宅ケアなら市販されているレデューサーでお手入れするのがおすすめです
軽石でこするのもいいのですが
かなり分厚くなってしまったものには効果的かもしれません
しかし、そこまでひどくない場合は
サンドペーパーのようなレデューサーでのケアがおすすめです
お風呂上りなど清潔な状態で、角質が柔らかい時に行ってください
ケアの後は、靴の見直しも考えてくださいね
姿勢から来ている場合は
重心を土踏まずになるように意識して
姿勢を整えてください
ケア後の生活環境が重要なポイントです
~ご案内~
角質のでき方には個人差があります
人それぞれ生活環境が違うと姿勢も違ってきます
ビフォーアフターでご紹介させていただきましたが
いろんなケースがございますので
参考程度にとどめていただき、専門機関にご相談ください