季節の変わり目のマスク耳

昼間はとても暖かく
春がすぐそこまでやってきたなぁという実感

凝り固まった肩まわりも緩みだし
カラダの雪解けとともに、いろんな不調も見え始めます

マスク耳の辛さの正体

冬の寒さは肩をすくめがち
肩を持ち上げる筋肉を縮めっぱなしにしていた季節です

カラダがまるまっていくと
背中もまるく
暖かさが逃げないように身をかがめる姿勢が出来上がります

この姿勢だと、肩甲骨も前へ傾き
首と肩甲骨付近をつなぐ筋肉もキュッとなりがち

前傾姿勢による首の根元の負担とともに
顎も突き出してしまいます

重い頭の負担が
さらに首の根元にのしかかります

カラダ全体としては、片方に重心が偏ることで
骨盤のゆがみも合わさって
縦のネジレが生じてきます

ネジレによる対角の引っ張り合いで、お顔のゆがみも現れて
眼鏡までもが歪んでいるように感じます

なんとなく最近眼鏡がズリ落ちやすいと感じたら
もしかしたら、お顔のゆがみが現れているのかもしれません
単に眼鏡のネジが緩んでいることありますが(;^ω^)

暖かくなると体も動かしやすくなり
一部に残った筋肉の縮みが
耳を引き下げるようなお顔のゆがみにつながります

これがマスクの耳にかける紐をひっぱり
片耳がつらく感じてくるのです

耳の位置をチェックして辛さを整える

顎が突き出る姿勢というのが
背中が丸く、前傾姿勢になりがち

後頭部から肩甲骨の位置までつながる筋肉は
頭が前に傾かないようにしっかりと支えているので
首の根元の関節が、頭の重みで詰まりがち

ここで骨盤のネジレが上部のネジレにつながり
頭と肩の位置が近づきやすく
お顔を左右どちらかに向く形になります

このネジレを整えるために
鏡を見ながらチェックしたいポイントがあります

まずは座る姿勢をチェックです

イスに浅めに腰をかけて
できれば足裏が床につくようにし
つま先、膝は正面を向き
腰を起こします(おへそが正面を向く形です)

鏡に映るご自身の肩の高さを合わせ
もしも肩の位置が前後していたら、ネジレの可能性もあります
ここをきちんと整えましょう

この時にお顔のパーツを確認します
合わせて、足元の踏ん張りに気を付けましょう
小指側に重心がのらないようにしましょう

まずは目の高さ、小鼻と口角の位置
左右を比べて高さが違うと、お顔のゆがみの可能性もあります

特に気になるのが、ほうれい線の形です
頬骨の位置に左右差があると、ほうれい線の左右差につながります

噛み癖なども顎まわりの筋肉バランスが崩れ
お顔のゆがみとなります

耳の位置もチェックしましょう

高さもそうですが
前後に傾きがあると、形が違って見えます

肩の高さや前後のネジレを
肩まわりのストレッチで解消していくだけで
お顔のゆがみが取れることもあります

肩のストレッチで耳の高さが整えば
これだけでマスク耳の負担が減ります

首が傾いているだけだと
これだけでも十分ですが
耳の引き上げストレッチで
お顔のゆがみを整えていきます

耳の引き上げストレッチ

一時的にマスク耳の辛さを解消するには
痛い方の耳とは反対の耳を引き上げます

マスクのゴム部分が耳に負担をかけているので
痛い方の耳の位置が高く、痛くない方の耳の位置が低いことが多いです

ここで気を付けたいのが、肩の高さです
肩の高さに左右差があると
耳の高さが違って見えます
肩の傾きのせいで耳の高さの左右が入れ替わってしまうこともあります

頭の傾き、首の傾きが
お顔のゆがみにつながってしまうのです

低い方の耳のカーブしている部分に親指をひっかけて
頭上の方向へ引き上げます
耳~ 皮膚~ 筋肉~ とストレッチしていき
そこからつながら骨格を引き上げて整えていきます

皮膚のつっぱりなどから
マスクのゴム部分との摩擦のために
耳が痛くなることもありますので
よく観察してみてから
どの方法がご自身に合っているのかを
確認する必要はあるかと思います

耳の引き上げストレッチ

どんどん春めく季節のなかで
カラダも徐々に慣れていくためにも
冬で凝り固まった体を
すこしづつストレッチで和らげていきましょう

花粉とかで辛い季節なので
特に肩甲骨まわりの柔軟性を高めて
部分的な凝り固まりが残らないように
全身でおもいっきり伸びをしたいですね

一部にチカラが入ると
どこかツリそうになるかもしれないので
ちょっとづつですね(*^-^*)

季節の移り変わりのように 少しづつです