イスに座ってできるストレッチの基本姿勢

講習会などでおなじみの、イスに座ってできるストレッチ

イスに座った状態だからこそできるものです

ただ、イスに座るだけじゃなく

イスに座ることで、骨盤を安定させて

手足を動かして行うことでストレッチができるのです

 

基本である座り姿勢が重要で

いっぷくしながら運動というわけじゃないんです

 

カラダ構造の基本である骨盤の位置が最も重要で

骨盤を基準にして、脚や腕の動かすことによって起こる筋力を整えるんです

 

気軽にできるんだぁ と思ってしまいがちですが

意外と筋肉を使うんです

 

ずっと運動というわけでもなく、一部を鍛える感じですので

息切れするようなハードなものでもないんです

けど、意外と筋肉を使うんです

 

いったいどんなものなんだ?と思った方

ぜひストレッチ教室にご参加ください^^

 

おうちでも気軽にできるように、動画を撮ってみました

 

 

骨盤の位置を決めるための方法を説明している動画です

イスに軽く座ることで、足元に力を入れやすくし

骨盤を起こしやすい環境を作ります

イスの半分より浅めに座るようにします

 

座ったときに座面にあたる骨(坐骨)を軸に骨盤を起こします

 

足先、膝は正面

足先とは、親指の方向が基本ですが

外反気味の方は、中指で考えてもらうといいです

足幅は肩幅よりも小さめにすることで

腿の内側の筋肉を使っていきます

 

いよいよ骨盤を起こすのですが

「よっこいしょ」っと立つように腰を前へ引き出します

おへそは正面を向いたままで、下に向かないように気を付けます

太ももの真ん中あたりまで重心が来ると、足裏全体が床につきます

 

腰はその位置で保持したまま、上体を後方へ倒します

どこまで上体を後方へ倒すかというと

骨盤は上から見ると楕円形に見えるのですが

この輪っかの真ん中にみぞおちが来る位置までです

 

胸が開き、背すじがしゅっとします

肩の力も自然と抜けていきます

重心もおへその下まで下りてきます

 

これが基本姿勢となります

 

基本姿勢のまま骨盤の位置を保持するだけでも

けっこうな運動量になります

 

腰が後ろに転がらないように腹筋でカラダを支えながら

足踏みをするだけでも、保持する筋肉が強化されます

必ず、膝と足先が正面を向くように気を付けましょう

膝を上げたときに足先が外へ向くと、骨盤を後ろへ傾ける要素が増えてしまいます

 

ほんの少し角度が違うだけで

全く違った筋肉の使い方になります

 

基本姿勢をしっかりと意識しながら

「イスに座ってできるストレッチ」を実践してみてください

 

疲れたときや、つらい時は無理をせず

気軽に取り組んでみてくださいね